借金返済できない人はどうなるか?借金返済しないとどうなるか?について解説しています。
借金返済できないのは良くない事ですが、あくまでも民事の範疇ですので、詐欺的な行為がなければ、警察に逮捕されることはありません。
その点については、心配不要なので安心してください。
お金を貸している金融機関としては、警察に通報するのではなく裁判所に提訴することになります。
いわゆる「民事裁判」ですね。
民事裁判で提訴されて判決が確定すると、強制執行で所有財産を差し押さえられる恐れはあります。
ということは、換金できるような財産が無ければ、怖いものなしとも言えますが、毎日のように返済を要求される中で、平静に暮らせる方は稀でしょう。
故意に借金返済しない場合、詐欺的な行為に該当する場合があります。
詐欺行為を働けば、警察に逮捕される可能性もあるので、借金返済できない人は参考にしてください。
借金返済できないのは民事と言いましたが、刑事事件に該当する場合もあります。
自分では問題ないと思っていても、実は詐欺的な借金だったという場合があります。
努力しても借金返済できないのは不可抗力ですが、「最初から返済意志がない」のに借入を行うと、詐欺に該当する恐れがあります。
「最初から返済意志がない」というのは、実際に分割金を1度でも支払ったかどうか、という点が問われます。
例えば、借金返済できないことが分かっていながら、自己破産するつもりで、その資金として消費者金融で100万円キャッシング、そのまま裁判所で破産申請を行ったというような場合です。
こういったケースでは、詐欺に該当する可能性が非常に高いのです。
新規の借入に対し、1度も支払いをしないというのは、相当な理由がなければ認められません。
上記の例の場合、「借金返済できない」のではなく、「借金返済する意思がない、借金返済しない」ですよね?
弁護士に自己破産手続きを依頼した場合などでは、詐欺の疑いを避けるためにも、せめて1回だけでも支払いを行うよう促される筈です。
支払いするお金がない場合、親族などに援助を依頼するよう促されるほどです。
とは言え、微妙というか、グレーな場合もあります。
例えば、カード会社Aで新規の借入を行い、その中からAへの借金返済を1度行ったようなケースです。
業者側は、借入を支払いの期日などから、詐欺的であることを主張する場合もありますが、返すつもりだったが返済できない状態になったと主張することで、通ってしまうケースが殆どです。
(こういった方法を推奨しているのはありません)
実際に支払いを一度でも行ったか?
収入がまったく無く、返済できないのが分かっていながら、収入がないことを隠しての借り入れでは無かったか?
といった点に注目されます。
ただ実際の所、最初から借金返済できない前提で借りたとしても、1度でも支払いをしていれば、詐欺で逮捕される恐れはないでしょう。
これは、貸主側が、最初から返すつもりがなかったことを立証しなければいけないからです。
詐欺の立証というのは、非常に難しいものです。
返すつもりでした!と借主が言えば、それが嘘だという証拠を見つけるのは容易ではないからです。
怪しいと思っていても、詐欺の証拠がなければ、何もできません。
つまり、借金を返済できない状態になったとしても、最低1回の支払いだけは死守しなければならないという事です。
また、返済目途もないのに、新たな借り入れを行うのはやめましょう。
昔は、自己破産のための弁護士費用を、消費者金融からの借金で用立てる人もいましたが、絶対に駄目です。
そんな事をしなくても、今は後払い分割で手続きを行ってくれる法律事務所があります。
わざわざ、詐欺に問われる危険を冒す必要はありません。
収入と支払いのバランス次第ですが、複数のコツ・方法を同時に行うことで、何とかなる可能性もあります。
とは言え、節約や副業などは生活そのものを変える必要があるので、簡単ではありません。
どうしても無理なら、債務整理するしか方法はないと思います。
そして、債務整理すれば、まず間違いなく、何とかなるものです。
参考:借金返済コツはこれ!複数借金の返し方、コツコツ減らす方法4選!
上でも書きましたが、借金返済できない人であっても、差し押さえるものが無ければ、金融機関としても手段がありません。
電話なり訪問なりの、催促を受け続けるだけです。
ただ普通の人は、そういった生活には耐えられないので、頑張って支払っているわけです。
借金返済できない、催促にも耐えられない人は弁護士に相談して法的手続きを行うしかありません。
借金返済できないまま放っておいても、警察に捕まったり、暴力を振るわれたりといったこともありませんが、だからといってそのままでは何も解決しません。
困難さに目を背けず、弁護士に相談することをお勧めします。
法的な借金返済方法を行うことで、必ず解決は可能です。
カードローンの借金は払えないけど、住宅ローンの払っていきたい、という人もいると思います。
住宅ローン以外の借金返済だけできない場合は、個人再生という方法で、持ち家を処分せずに負債額を大幅に圧縮でいます。
申請条件もあるので、詳しくは弁護士に相談することになります。
とは言え、いきなり弁護士事務所に電話するのは、勇気が必要ですよね。
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